入院案内

入院中のケア・退院援助について

■SST(生活技能訓練)

SSTはSocial Skills Trainingの略で、「生活技能訓練」といいます。SSTは認知行動療法の技法を用いた治療法で、対人関係を中心とする社会生活技能や、問題状況への対処技能を向上させるとともに、QOLの向上や自尊心の回復を目指しています。個々の患者樣の目標やニーズにあわせて楽しく取組めるよう支援しています。

■回想法

回想法とは、過去を思い出す行為や過程を利用し、患者本人のQOLを高める手法です。高齢者がかつて自分が体験したことを語ったり、過去に思いをめぐらすことで情緒の安定や意欲の向上が期待できます。昔懐かしい生活道具などを用いることもあり、心や五感に刺激をもたらします。当院では、入院、外来(デイケア)で複数の回想法グループがあり、認知症の状態に応じた支援を行っています。

■作業療法

様々な作業を通して自発性や社会性を回復させ、社会参加をするための大切な治療法です。集団を対象とした作業と、個々に適した作業種目を選択して行う個別的な作業を幅広く行っています。

■金銭管理トレーニング

金銭管理に問題のある方への金銭感覚の向上を図るとともに、金銭管理活動を中心とした日常生活訓練を通して、総合的な社会生活の向上を目指しています

■心理教育

治療やリハビリを効果的にするために、病気の性質・治療法・対処方法など正しい知識や情報を持って頂く場です。各専門職がテキストに沿ってわかりやすく講義を行っており、患者樣が自分らしく充実した生活を送ることができるよう支援しています。

■薬剤管理指導

入院患者樣を対象として、治療に使われている薬について総合的な管理を行っています。患者様と面談しお話することによって、安全で有効な薬物療法ができるよう努めています。また、通常の薬剤管理指導だけではなく、心理教育等を導入することで患者樣のアドヒアランスの向上を目指しています。
※アドヒアランス…患者様が主体となって自分自身の医療に自分で責任を持って治療法を守る考え方

■栄養指導

管理栄養士による皆様への栄養食事指導ならびに栄養食事相談を行っています。−健康は、まず食事から− 健康的な食事の作り方、食べ方を一緒に考えましょう。

■退院前訪問指導

看護師、作業療法士、精神保健福祉士、理学療法士が退院先を訪問し、患者様の病状、生活環境及び家族関係等を考慮しながら、退院後の診療上の指導を行います。その他、福祉機器の導入や住宅改善に関するアドバイスを行います。